Blu-spec CD 2

エルガー:チェロ協奏曲、マルチヌー:チェロ協奏曲第1番 ソル・ガベッタ、サイモン・ラトル、クシシュトフ・ウルバンスキ、ベルリン・フィル

エルガー(1857-1934)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
SICC30421
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
Blu-spec CD 2

商品説明

パッションとロマンティシズムが交錯するソル・ガベッタの名演

今や現代のジャクリーヌ・デュ・プレともいわれるほど実力と人気をもつチェリスト、ソル・ガベッタ。このアルバムは、エルガー、マルチヌーという2曲のチェロ協奏曲を2014年にライヴ収録したもの。しかもオーケストラはベルリン・フィルです(ソル・ガベッタとは初共演)。
 ソル・ガベッタは、2009年にすでにヴェンツァーゴ指揮デンマーク放送響とエルガーのチェロ協奏曲を録音しており、非常に高い評価を得ていますが、今回はラトル&ベルリン・フィルとの共演となります。この作品の特性にぴったりな、ロマンティックかつ情熱的なソルのチェロを、ヴェテランのラトルが見事にサポートしています。ベルリン・フィルにとってのエルガーのチェロ協奏曲も初録音と思われます。
 マルチヌーは、エルガーの翌月に俊英ウルバンスキがベルリン・フィルにデビューした定期演奏会のライヴ。チェコの国民音楽と20世紀の音楽イディオムを融合したこの協奏曲を、深い抒情性の見事な表現力で演奏してます。(メーカー資料より)

【収録情報】
● エルガー:チェロ協奏曲ホ短調 Op.85

 ソル・ガベッタ
(チェロ)
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 サー・サイモン・ラトル
(指揮)

 録音時期:2014年4月(イースター音楽祭)
 録音場所:バーデン=バーデン祝祭劇場
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

● マルチヌー:チェロ協奏曲第1番ニ長調 H.196

 ソル・ガベッタ
(チェロ)
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 クシシュトフ・ウルバンスキ
(指揮)

 録音時期:2014年5月
 録音場所:ベルリン、フィルハーモニー
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

内容詳細

引き締まってくっきり美しい音色と緩みのない歌の息づかい、卓越の技で耳を引きつけながら、オケとの間で響きやフレーズを緊密に受け渡し室内楽のごとく作品の姿を現出するガベッタ。遥かな気宇の物語に想いを誘うエルガー、闊達な動きの中に光と翳、屈折した心象を浮かび上がらせるマルティヌー。見事!★(中)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

総合評価

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実はエルガーの協奏曲をそれほど気に入って...

投稿日:2018/03/09 (金)

実はエルガーの協奏曲をそれほど気に入って聴いたことがなかったのですが、本盤は違いました!とくに第2楽章の急速な弓さばきは筆舌に尽くしがたいものです。管弦楽もベルリン・フィルということで、さすがの素晴らしい演奏。そして、もう1つ見逃してはならないのが、後半のマルチヌー!ノイマン=チェコ・フィルのスプラフォン録音(チェロ独奏:マイ)ぐらいでしかお目にかかれなかった協奏曲ですが、今回はなんとも貴重な、ベルリン・フィルと俊英ウルバンスキによるライヴ録音の登場ということで、嬉しい限りです。ベルリン・フィルがマルチヌーを演奏すること自体がほとんどなかったのではないかと思いますので、その点でも興味深いものです。第1楽章を聴き始めて、やや早めのテンポでサクッと行くのかと思うと、中間部の抒情的な場面ではしっかりと旋律を歌ってくれました(ここが、たまらないところですね)。そして、チェロと楽器群とのせわしない対話が続く第3楽章でも、見事な掛け合いを聴かせてくれました。ソル・ガベッタには、いつの日か、協奏曲の2番やソナタなども録音してほしいところです。

ブルノのおっさん さん | 北海道 | 不明

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「現代のジャクリーヌ・デュ・プレ」という...

投稿日:2017/12/21 (木)

「現代のジャクリーヌ・デュ・プレ」というか、ソル・ガベッタの方がデュプレより上手いし音楽性も上でしょ?デュプレって難病で悲劇的にキャリアを終えたという物語性で過剰に持ち上げられてるだけで、純粋に演奏だけ聴くとさほどの事はないよ。エルカーのコンツェルトもデュプレの代名詞みたいに言われてるけど全然いいと思わない。ガベッタの方がずっと自然に演奏してて感動した。ただ指揮はラトルじゃない方が良かったと思うけど。

風とライオン さん | ZIMBABWE | 不明

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発売されたソフトは全て購入していますが、...

投稿日:2016/12/06 (火)

発売されたソフトは全て購入していますが、初めて期待を下回る演奏に出会ってしまいました。エルガーはベルリン・フィルとの初共演に加えて、指揮者がイギリス人のラトルということも影響したのか、いつもの情感豊かで彫りの深いソロが聴けません。多少の緊張と遠慮があったのでしょうか。それに比べるとマルティヌーははるかに好調で、本領を発揮していると感じました。

好事家 さん | 千葉県 | 不明

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人物・団体紹介

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エルガー(1857-1934)

近代イギリスを代表する作曲家、サー・エドワード・ウィリアム・エルガーは、1857年6月2日、イギリス中西部ウスター近郊のブロードヒースで生まれました。経済的に恵まれなかったため正規の音楽教育を受けることができず、ほとんど独学で勉強したそうですが、ピアノ調律師で楽器商を営んでいた父親のウィリアムは、生業のかたわら聖ジョージ・ローマ・カトリック教会のオルガニストを務めていたそうですから、やはりその血の

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