シューベルト(1797-1828)
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  • 季節の移ろいと人の心の移ろいに心を寄せた一枚。 当...

    投稿日:2025/04/29

    季節の移ろいと人の心の移ろいに心を寄せた一枚。 当盤の季節は冬から始まる。このあたりにサンプソン達のプログラミングの柱があるように思う。  寒々しい冬の風の中で独りじっとしずかに春の訪れをこい願う。冬の孤独をかみしめ、やがて来るであろう喜びの季節に思いをはせる。 春は自然の芽吹きを目にし、出会いを連想させる季節だが、過ぎし日に思いを寄せる季節でもなのかもしれない。 自然のあらゆるものが夏を謳歌する中に仄かな滅びの兆しが忍びこむ。 秋の収穫は喜びであると同時に喪失への諦観を感じさせる。  上のように変に考え込まずとも、純粋にサンプソンの清楚な歌声を愉しみ季節ごとの歌に親しむのがまず第一だろう。耳にも心地よい名曲がちりばめられ楽しい歌曲集として編まれている。  私が聴いていて一番気に入っているのは「夏の夜 D.289b」から 「秋 D.945」へ季節が変わっていく歌の選曲。夏の夜の静かな風の余韻から秋の風が吹きすさんでくる表現の妙。「夏の夜 D.289b」では静かに晩夏の風が頬を撫でるような雰囲気がピアノで表現されるのが美しい。そこから続く「秋 D.945」の伴奏が前曲から一転、寂しく冷たさを感じさせる風を表し、詩が過ぎ去ったものへの痛みを語っていく。 サンプソンとミドルトンのコンビで歌われた季節の移ろいを皆さんにも感じていただきたい。おすすめします。

    うーつん さん

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  • 聞きなれたメロディが奏者の解釈により新鮮に聞こえる...

    投稿日:2025/06/08

    聞きなれたメロディが奏者の解釈により新鮮に聞こえる。常識を覆すのが得意の奏者であるが、あらためて脱帽する。無論、歌わせ方やテンポなどは一流であり、響きをよくとらえた録音も美しい。

    げたんは さん

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  • ト長調のソナタは晩年のポリーニらしさ全開で、美しい...

    投稿日:2024/11/17

    ト長調のソナタは晩年のポリーニらしさ全開で、美しい響きの中に豊穣な音楽が充溢している。そしてそこにシューベルト特有の鋭い狂気が、躊躇も誇張もなく自然に立ち現れる。私はこういうシューベルトが聴きたいのだ。 父ポリーニに比べると息子ポリーニの弾く楽興の時はずっと常識的で健全だ。彼は決して平凡なピアニストではないし、この楽興の時の演奏を聴くだけでも、彼が優れた耳と堅実な技術、そしてなにより誠実な音楽性の持ち主であることがよくわかる。でもシューベルトにはそれだけで済まない深淵がある。ダニエレ氏や彼の周辺の人々が、父ポリーニの威光に振り回されることなく、今後もゆっくり時間をかけて成熟していくことを願ってやまない。 最後の二人の連弾は、二人が見ているシューベルトの世界の違いがはっきりと浮き上がる。セコンドの父ポリーニに音楽のフォーカスが移ったときのぞっとする深みを聴くにつけ、息子と共演してはいても、いざとなれば音楽の悪魔との取引をためらわない父ポリーニの凄みを私は見る。

    煙突屋 さん |50代

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